焼肉屋の差別化戦略は『コンセプト』から

良くテーマになるのですが、自分が思うに各お店でお客様のニーズを汲み取り、できる限り対応していくことが自然と差別化になるかなと思います。

その為にも重要なのはコンセプトです。
自分達がどんなお店なのか？
常に考え続けないといけない。
オープン時に考えて終わりではなく、世の中は常に変化していてお店の内部も変化しています。常に変化に対応していくことが差別化に繋がります。

お店のコンセプトによって集まるお客様は変わります。例えば業態が違えばわかりやすい。
ラーメン屋と焼肉屋でお客様は変わります。
そもそも需要が違う。価格やお店の構えでもお客様は変わります。

その一歩目はまずお店で決めるということです。うちはこんなお店ですと。これがコンセプト。
次にそのコンセプトでお客様のニーズを満たしているのか？ここが大事で常に細かい修正を繰り返してアジャストしていくことです。

そもそもお客様が毎日パスタを食べたいと思っていたとしたら、焼肉屋の需要はないということ。極端なこといえばこういうこと。

どんなお客様がそこに住んでいるのかも同じ。
1人暮らしの方が多ければ、カウンター席が多い方がお客様のニーズにはあっています。
でも、家族も多いとなればそのバランスをどう取るのかも大事。
そこも売上とのバランスがあるので、どっちに振り切るのが正解というのはないです。

◾️わかりやすいお店にした方が理解されやすい。興味を持ってもらいやすい

ここで大切なのはまずわかりやすくするということ。焼肉屋さんというのはわかりやすい。
何屋さんかすぐわかります。
その中でもわかりやすいお店作りをイメージする。

人と同じでどんな人か分かりにくいと距離感を縮めるづらくなります。
その為にはお客様の需要を汲み取りつつ、メインのお客様層になりそうなお店作りを目指すと良いかと思います。

差別化というのはメインターゲットのお客様を具体的に絞って、わかりやすくアプローチすること。まずわかりやすくすることです。

わかりやすいお店には興味が湧くので、それ以外の方も理解しつつ行ってみようかなという心理になります。
ここが来店動機になります。

まずはお客様に来てもらわないとお店のことも分かってもらえない。好き嫌いもあります。
それで良いと思うのです。
ここも人間と同じで全ての人に好かれようとすると自分の色がない。そういう人を魅力的だと思う人は少ない。

だからお店も同じです。
一番のお店のお客様層に近いと思われる方々に向けてとにかくアジャストしていくこと。
それをするには、
お店のコンセプトをしっかり作ることです。

それは人の考えや信念と同じです。
その中で気に入ってもらえるお客様を増やしていけば良いお店になると思います。

◾️焼肉屋経営に関連するコンテンツ