飲食店でアルバイトを始めると、ホールの忙しさに驚きます。
何をすればよいか分からず迷ってしまったり、
不安になることもありますよね。
お客様を目の前にすると緊張して
余計にうまくいかないということもあります。
飲食店のホールを上手く回せる人、回せない人の特徴を知って、
ホールを回す際の参考にして下さい!
上手く回せない理由①:仕事にあまり慣れていない
まず1つ目、これは単純です。
どれだけ状況判断が上手くても
その時にすべき仕事が分からないとホールを回せないですし、
一通り仕事を覚えてからでないと状況判断は難しいです。
仕事に慣れていないうちからホールを回す事を考えるよりも、
まずは自分が出来る範囲で仕事に努めましょう。
また、仕事に慣れていないうちは
他の人が仕事のバックアップにあたっています。
助けていただいている分
少しでも負担を減らすことが出来るように、
どうしても対応できない場合は出来ることと
出来ないことの判断を素早く行い
早めにバックアップの心づもりを
して頂くようにしましょう。
上手く回せない理由②:今、何をすればいいか分かっていない
仕事を一通り覚えた後、
壁にぶち当たるとすれば、
今何をすればいいかわからないという壁でしょう。
ホールを回すには一連の流れが頭に入っていることが重要ですが、
飲食店ではピーク時、目の前の仕事に精一杯で
順序立てて仕事を進められない事もあります。
出来るだけ同じシフトの人との
コミュニケーションを増やしてみましょう。
また、分からないことがあるときは
素直に他の人にすべきことを聞いてみるのも手です。
自分とは違う視点での意見をもらえるかもしれません。
何もせずに戸惑っているよりも印象が良いです。
上手く回せない理由③:人数が足りていない
これはどうしようもない!
根性で乗り切るしかないです。
もしくは上司に直談判して人員を増やしてもらいましょう。
どうしても環境が改善されないこともあるかと思います。
そういった場合は、優先順位を決めて
仕事を分担して少しでも回せるように
同じシフトの人全員で協力しましょう!
次は上手く回す方法を紹介していきます。
上手く回す方法①:ホールの導線、業務の流れをしっかりと確認
忙しいホールでの仕事はテーブルやお客様にぶつからないように、
周囲を気にしながら動くことが求められます。
ましてや料理をこぼしてしまったり、
食器を割ってしまうとそこにリソースを割いてしまうので
輪をかけて忙しくなってしまいます。
ミスを少しでも減らすことが、
飲食店のホールを回すことが出来るようになる為には必要な要素です。
さらに、ご案内し、注文を受け料理を提供し、
食器を片づけレジ…という一連のサイクルをテーブルごとに
どの段階か把握しておくと効率よく業務を進めることが出来ます。
上手く回す方法②:優先順位をしっかりとつける
ホールを回せる人の特徴として、
ホール全体を見渡して優先順位を付けることが出来るという事が挙げられます。
優先順位をしっかりとつけるには全体を把握できていることが絶対条件なので、
ホール全体を見る練習にもなります。
さらに優先順位をつけることで効率的にホールを回すことができます。
ですが店が忙しくなってくると、
ついつい目先の仕事や近くの仕事から手を付けてしまって
何時まで経っても忙しいという状況に陥りがちです。
どの仕事が真っ先に取り掛かるべき仕事か状況を読んで判断し、
素早くホールを回せるようにしましょう。
上手く回す方法③:役割分担をする
役割分担するメリットは2つあります。
①ホール内で行き違う回数が減り、危険が減る
②その分担のプロフェッショナルになることが出来る
①では、導線の話と共通する部分があります。
お客様が沢山いる店内では店員同士がすれ違うだけで
時間のロスになることがあります。
さらに料理や飲み物を提供するときに
接触してしてしまうかも知れないというリスクもあります。
役割分担をすれば、接触の機会が減り危険を減らすことが出来ます。
②では、忙しいことが多いホールの仕事は
オールラウンダーを増やすよりも
その仕事に特化したプロフェッショナルのチームを育てたほうが
効率が良い場合があります。
さまざまな仕事を少しずつ経験することで
多角的な視点を得ることができますが、
ピーク時の店内ではそうも言っていられません。
個々人が自立し仕事に集中することで素早くさばき、
お客様に楽しんで頂く時間を少しでも増やしましょう。
コツを掴んでうまく回せる人になろう
はじめはあまりの忙しさに目先の仕事をこなすことが精一杯で、
ホールの状態まで把握している余裕は無いかも知れません。
しかし、初めから全員がホールを回せたわけではありません。
ほぼ全員があなたと同じような経験を糧に仕事をしています。
分からないことはそのままにせず
先輩や一緒にシフトに入っている人に聞いたり、
コツを聞いてみることも時には大切です。
仕事の前後に時間があれば聞いてみましょう。
また、どれだけ忙しい店内でも接客は疎かにしてはいけません。
早く提供し早く対応するだけではいい対応とは言えません。
あくまで、丁寧で心のこもった接客がお客様の印象をよくします。
お客様に気持ちよくお店を利用して楽しんでもらうことを忘れず、
周囲の人と助け合ってホールの仕事にあたりましょう!