みなさん、普段の生活で「だから何を言いたいの?」って指摘されたことありませんか?
頭では理解しつつも、要点を上手くまとめることが出来ずに、
話が長くなったりした経験がある人も多いのではないでしょうか。
実はこれって、
ロジカルシンキングで物事を考えることが出来ていないからです。
聞いたことない方も「論理的思考」と聞けば、分かる人も多いと思います。
普段の生活のみならず、アルバイト面接で最も重要な能力となる「ロジカルシンキング」。
この記事では、ロジカルシンキングのメリットや基礎技術、鍛え方をご紹介します。
アルバイト面接を不安に思っている人は、
ぜひ合格に向けて「ロジカルシンキング」の考え方を身につけて欲しいと思います。
⒈ロジカルシンキングって何?
先ほどもお伝えしましたが、日本語では「論理的思考」のことです。
複雑な物事や考え方を、
要点をまとめて結論を導き出す思考のことであり、
実は普段からみなさん使っているものです。
LINEやメールを送る時と、電話で話す時、
おそらく前者が簡潔にまとめようとしていませんか。
「シンプルに分かりやすく伝える」
これがロジカルシンキングの一種であり、
考え方が分かれば難しいことではありません。
ロジカルシンキングが出来ると、
問題に対する解決策や過程、結論を簡潔に伝えることが出来ます。
特にアルバイト面接では、質問に対して要点をまとめて話す必要があり、
出来ている人とそうでない人とでは、合格率に大きな差があります。
普段から意識をして、身につけておくことで
様々な場面で役立つこと間違いない考え方なのです。
⒉ロジカルシンキングを身につけるメリットは?
アルバイトの面接のみならず、合格後にも強みになるロジカルシンキング。
身につけるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット① 会話に説得力がつく
ロジカルシンキングを身につけると、
論理的に道筋を立てることが出来、会話に説得力が生まれます。
結論を述べ、付随する根拠や理論を話すことが出来れば、
面接官に対して好印象を与えることにもつながるでしょう。
また、合格後も上司と話す際やミーティング時など、役にたつ機会が多いのも事実です。
メリット② 無駄に考える時間が少なくなる
複雑な問題や事柄に対して、
原因を明確にすることで解決策を見つけることが出来ます。
ロジカルシンキングの考え方がないと、ただ悩むだけです。
悩んでいても時間を浪費するだけで何も解決しません。
解決に向けて答えを出すことで、前に進むことが出来るのです。
また、考える時間が減ることで、行動する時間が増え、問題の解決スピードが上がります。
アルバイト面接においても、
質問に対して余裕が生まれ、端的に答えることができるようになるでしょう。
⒊ロジカルシンキングの基礎技術とは
数多くあるロジカルシンキングの基礎技術ですが、
代表的な技術を2つご紹介します。
①MECE(ミーシー)
MECEとは、
Mutually(互いに)
Exclusive(重複せず)
Collectively(全体的に)
Exhaustive(漏れがない)
の頭文字のことであり、要するに「漏れも重複もしない」ということ。
ロジカルシンキングの考え方では、全体を把握した後、
細かい項目を確認していきます。
その際に、チェック漏れや重複した考えを行うと、
後々無駄な時間が発生する可能性があるのです。
基本的な技術ですが、非常に大事な考え方として知られています。
②So what?/Why so?
こちらは、考えた内容を深掘りしていく時によく使います。
So what?(だから何?)
Why so?(それはなぜ?)
と事柄に対して問いかけ続けることで、
本当の問題は何なのか探っていく考え方です。
根っこ部分の問題を解決しなければ、
実際の問題は解決しません。
ズレた考えをしないように、
常に問いかけ続けることが非常に大切になってきます。
⒋ロジカルシンキングの鍛え方をご紹介
ここまでロジカルシンキングの考え方をお伝えしてきましたが、
実際には日々の生活で繰り返し実践しないと、
身につけることは難しいです。
では実際に、どのように身につけるといいのか、
ロジカルシンキングの鍛え方をいくつかご紹介します。
①結論⇒理由と話す
みなさん、普段の会話ですが理由の後に結論を話していませんか?
実は日本語では、このような流れになることが多いのです。
しかし、意識して結論から話すことで、
聞き手も「だから何?」とならずにスムーズに話を聞くことが出来ます。
アルバイト面接でも、面接官がやきもきせずに聞くことが出来るので、
印象も良くなるでしょう。
合格につながる大事な考え方ですので、
ぜひ実践してみてください。
②紙に書き起こす
慣れない内は、頭で考えたことを紙に書くといいでしょう。
問題や課題、要点を書きながら解決策を足していくだけで、
視覚的にも分かりやすく理解しやすくなります。
また、違うと感じた答えに対して、
取捨選択をしやすくなり、頭の中で考えてた時と違った
考えも出てきやすいです。
③仮説⇒行動⇒検証を繰り返す
問題解決の道筋を立てたからといって、
必ず成功するわけではありません。
大事なのは、行動後「何がいけなかったか?」と検証することです。
繰り返し実行していることで、必ず問題は解決出来ます。
一度成功しないと、諦めがちにはなりますが、
一歩踏み出す考えを持ち続ければ、
自然とロジカルシンキングも身についてきます。
【まとめ】まずは結論ファーストで話してみよう!
いろいろお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ロジカルシンキングは、普段から考えていないと使い分けることは難しいです。
しかし、一度身につけると必ず力になってくれます。
また、論理的思考に苦手意識がある人は、まずは結論ファーストから
実践してみてはいかがでしょうか。
普段の会話から実行することが出来、
身についてきたら周りの身近な人の反応も変わってきます。
そうすることで、力がついてきたと実感も出来るでしょう。
アルバイト面接を控えている人、合格出来るか不安で悩んでいる人も、
この記事を読んだことを是非実行して頂ければと思います。