アルバイトの面接を受ける際に定番である「最後に質問はありますか」という一言。
逆質問と呼ばれるこの質問に対して、
どのように返答するのか困ってしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし逆質問は、面接官へ好印象を与える最後のチャンスでもあります。
ポイントは、やる気や誠実さが伝わるようなポジティブな質問をすることです。
この記事を読んで、ポイントを押さえた質問を準備することで、
面接官に好印象を与えるチャンスを増やしましょう。
1.どんなものを準備すれば良いか
採用後に必要な持ち物などについて質問してみましょう。
アルバイトによっては、服装や持ち物を指定されることがあります。
たいていの場合は採用後に伝えられるものですが、
面接時に確認しておくことによって、働く意欲を示すことができます。
持ち物を想像できる場合は
「○○は必要でしょうか」
など、具体的に質問しても良いでしょう。
2.業務内容で勉強しておいた方がいいもの
業務に関することで、
事前に勉強しておいたほうがよいものについて尋ねてみましょう。
業務に役立つ勉強がしたい、
というやる気をアピールすることができます。
面接官の立場に立って、採用後業務を教えていくことを考えてみましょう。
積極的に勉強する姿勢のある方に教えたいですよね。
最初から高度な知識や勉強を求められることは少ないですが、
働く意欲を示すのに有効な質問です。
3.忙しい時期を聞く
働く時間に融通が利く人は、
繁忙期がいつなのかについて質問するのもいいでしょう。
どのような業界にも繁忙期はあります。
お中元お歳暮の時期、クリスマスやバレンタインなどのイベントの時期、
会社の決算期など様々です。
アルバイト先にとっては人手が不足しがちな繁忙期に働ける人材は、
優先的に採用したいはずです。
特に年末年始やお盆休みなど、
働く人が集まりづらい時期に働くことができる人は、
重宝される存在になれるでしょう。
こうした繁忙期にシフトに協力できる人は、
積極的にアピールしましょう。
4.質問がなければそれでもOK
質問がない場合には、無理に質問する必要はありません。
ただし、質問がない理由を必ず伝えましょう。
例えば
事前に用意していた質問について、
面接中に解決してしまうこともあるとおもいます。
その場合には
「業務内容についてお伺いしたいと考えておりましたが、先ほどのご説明で理解いたしました」
などと理由を添えて伝えるのがポイントです。
「特にありません」
とだけ伝えてしまうと、本当に理解できているかが伝わらず、
面接官も不安な気持ちになります。
面接官も時間を割いて面接を行っています。
質問がない場合であっても、
面接の時間が有意義であったことが伝わる言い方を心がけましょう。
5.聞いてはいけない事
アルバイトに関連することであれば、
基本的に何を聞くかは自由ですが、逆質問としては避けたい内容もあります。
特にネガティブな質問は避けたいところです。
以下は具体例の一部です。
・求人情報や企業のHPを確認すればわかること
労働時間や待遇、企業の商品に関することなど、
調べればわかる基本的な情報を質問するのは避けましょう。
面接に際して、事前の準備をしておらず、不誠実な印象を持たれます。
また事前に求人情報やHPを読み込むことで、
逆質問を考えることにも役立ちます。
しっかり情報収集をして面接に望みましょう。
・お金のことばかり聞く
アルバイトで働くうえでも労働条件の確認は大切なことです。
求人情報などを調べたうえで、確認が必要なことは聞くべきだと思います。
しかし
「月にいくら稼げますか」
「どのくらいで昇給できますか」
など、実際に働いてみないとわからない情報は、面接官も答えられません。
また、お金のことばかりを聞くのはイメージダウンにつながるので避けましょう。
【まとめ】逆質問でやる気をアピールしよう!
今回は逆質問について紹介いたしました。
決まった答えがないというのは厄介に感じられますが、
裏を返せばアピールポイントを自由に表現できるチャンスでもあります。
前向きさや誠実さ、やる気などが伝わるようなポジティブな逆質問を心がけましょう。
情報収集や事前準備をしっかりと行い、ネガティブな質問は避けることが大切です。
逆質問をしっかり準備して、面接に臨んでみてくださいね。