たくさんあるお店の中からあなたが選んだアルバイト先、できることなら受かりたい。だからこそ、どんな質問をされるのか、どのようなことに注意すれば良いのか、気になると思います。

事前準備が必要！

 受かりやすいと言われる飲食店アルバイト。いくら受かりやすいからといっても、気をぬいて質問に答えていると落ちてしまうこともあります。そうならないためにも面接前に考えておくべきことをご紹介。あらかじめ答えを用意しておくことで素早く返答でき、他のことに気を遣う余裕もできます。面接での印象もいいものになるでしょう。

 まずは、アルバイトが週にどれぐらい入れるのか、何曜日に入れるのかということを聞かれます。例えば、週2、３日入りたいが、水曜日は授業があるので入れない、土日はどちらか1日なら入れる、というような具合です。自身のスケジュールを把握し、大体でいいので考えておきましょう。テスト期間など休みたい時期がある時はそれも事前に伝えておくと良いでしょう。

 そして、あなたの長所はなんですか、というような質問も面接でよく聞かれます。どんな長所でも問題ありませんが、アピールポイントになる長所もあります。飲食アルバイトのスタッフはホールと言われる接客スタッフと調理を行うキッチンスタッフに分かれます。コミュニケーションを取る事が得意や手先が器用など、関連するような長所がある方はそこをしっかりと伝える事ができれば、良いアピールになるでしょう。

飲食店アルバイトの経験者は有利？

 もし他の飲食店でアルバイトを経験したことがあるなら、面接で伝えるべきポイントです。飲食店での経験は他の店舗でも活かせるものが多いので、仕事を覚える速度が早く、即戦力にもなりえます。自分自身も新しく覚えることが少ないので、未経験の職種に就くことに比べて負担も減ります。よって、経験者はかなり有利といえます。

 しかし、初心者だからといって、不利になるわけではありません。飲食店アルバイトの求人は、初心者OKと記載されているところもたくさんあります。多くのお店でマニュアルもしっかりと用意されていますし、初心者でもできる簡単な作業から始め、少しづつ仕事を覚えていきます。経験がなくとも安心して面接に臨みましょう。

飲食系アルバイトを志望した理由を明確に！

 面接で必ず聞かれる志望動機にも、いくつかのポイントがあります。仕事に魅力を感じている、長く続けたい、やりたい事があるなど明確なものを伝えましょう。例えば、「家が近いから」や「何となく」といった曖昧なものでは良い志望動機とは言えません。具体的な志望動機を伝える事が必要です。「来店した時、お店の雰囲気や店員さんの接客がとても心地よかった、自身もその接客を習得したい。」「大学の間生活費を稼ぐため、志望しました。調理に興味があり、家からも近いのでたくさんシフトに入れるこのお店を選びました。」「将来、人と関わる仕事に就きたいのでコミュニケーション能力を鍛えたい。接客業を通して人の気持ちがよりわかる人間になりたい。」など具体的に答える事が大切です。具体的かつ、飲食業と関連のある動機が含まれていると非常に良いでしょう。

飲食店アルバイトの面接でみられるところは？

 面接当日、身だしなみはしっかりと整えて面接に臨みましょう。飲食店の面接官は必ずチェックしています。特に清潔感はどのようなお店でも非常に重視しています。スーツで行く必要はありませんが、シワシワな服や、シャツがズボンから出ているようなだらしない格好は避けましょう。化粧は自然なものが飲食店では好ましいです。

 入室や挨拶などで礼儀正しさもチェックされています。面接室への入退室や面接の開始、終了時にはしっかりとお辞儀や挨拶を心がけましょう。ハキハキと喋り、明るい印象を持たれることも大事です。

面接のコツを掴んで素敵な飲食店で働こう！

 今回は面接の前に考えておくべきことや面接時、どのようなところに気をつければよいかを説明しました。アルバイトといえども落ちたくはないし、受かればとても嬉しいもの。面接を突破すればあなたも晴れてお店の一員です。しっかりと面接の対策をして、憧れのお店で働きましょう。

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