「このアルバイト、応募してみようかな。」「アルバイトを始めて欲しいものを買ったり、遊びにいったりするぞ！」などと考えているあなた。アルバイトを始めてみたはいいものの、「なんか違うな…」「今日もバイトあるから遊びに行けないや…」なんて経験をしたくはないですよね。アルバイト先を選ぶためのコツを知って、後悔しないアルバイト先を見つけましょう！

 早速1つ目のコツはシフトの融通はきくかどうかです。シフトとは週や月ごとに働く日や時間帯を決めて勤務する体制の事です。シフトに融通が効くアルバイト先であれば、自分のスキマ時間に合わせた働き方が出来ます。急な予定が入っても対応してもらえたりするでしょう。大学生にとっては1番重要なポイントかもしれません。授業やサークルなどの予定のない、働くことの出来る時間を上手に使う事ができるかどうかが決まるからです。

 4月にある新入生歓迎会や9月の学園祭、学期毎にあるテストの時には普段よりもバイトの時間を減らしたいですよね。シフトの融通がきけば、そんな時でも自分でバランスをとって働く事が出来ます。

 もちろん何度も変更をしてしまうと、お店にも迷惑がかかってしまうので、どうしても外せない用事のときにシフト変更の依頼をしましょう。

 2つ目はなんといっても時給に関してです。どんなに頑張ったとしても１日は24時間しかありません。あなたが働く事のできる時間にも限界があります。時給が高いお店を選ぶ事ができれば、働く時間が短くてもたくさんのお金が貰え、より有効に時間を使う事が出来ます。

 都道府県によって平均の時給は変わってきます。例えば東京都での平均時給は1177円、大阪府なら1088円です（2021年9月時点）。また業種によっても、もらえる時給の平均は変わります。高いものが多い職種としては家庭教師や塾講師、コールセンター、イベントスタッフなどが時給は高めに設定されています。逆に低めに設定されている事が多い職種はスーパーや飲食店、コンビニエンスストア、ファーストフード店などがあります。

 これらの職場はできる事が増えたり、階級が上がったりすると時給が上がることもあるのでそこも合わせてチェックしてみると良いかもしれません。

 時給が高いアルバイト先に勤める事が出来ても、全くシフトに入る事が出来なかったり、希望する時間よりも短い時間しか働けなかったりしては意味がありませんよね。1週間や1ヶ月にどのくらいの時間入れるのかはとっても重要です。あなたの希望する時間帯とアルバイト先の働いて欲しい時間帯がマッチしているかどうか、週に何日程度入れるのかといった情報はしっかりと募集要項を確認したり、事前に聞いておいたりするのも良いでしょう。

 長く働けて時給の高い時間帯、というのもあります。それは夜22時以降から翌朝5時までの時間です。この時間帯は競争率が低く、深夜手当といって基本時給に25%以上割増されて支払われる事が労働基準法によって定められています。そのため長い時間普通よりも高い時給で働けるのです。しかし、昼夜を逆転した生活になりがちなので本来の生活に支障は無いかどうかも考える必要があるでしょう。

 アルバイトを始める事で、お金以外にも得られるものがいくつかあります。その中の1つが出会いです。異性の事を考えたあなた、ある意味では正解です。もちろん、素敵な異性に出会い恋愛に発展する、なんて事もありえるでしょう。しかしここでは性別に関係なく起こるアルバイトで一緒に働く仲間やお客さんとの出会いについての話になります。

 アルバイト先にはあなた以外にも働いている人がいます。そこで同じ仕事をするうちに話すようになったり、共通の話題が見つかったりして仲良くなる事もあるでしょう。そうしているうちに、勤務中も楽しく過ごす事が出来たり、プライベートで友人として関わるようになったりするかもしれません。アルバイト先によっては自分の目標とする人と関わることができるかもしれません。他にも社員さんやお客さんのひとことがきっかけで自分の新しい可能性に気づき、人生が変わっていく事もあるでしょう。そのような出会いができるアルバイト先に入る事が出来れば、あなた自身に大きな変化があるかもしれません。

 今回はアルバイトを選ぶ時のコツをいくつかお伝えしました。下に今回の内容を簡単にまとめています。

 どこでアルバイトを始めるかはあなたが自由に選ぶ事が出来ます。この記事を参考にして考える事でお金や出会いなど、大切なポイントを確実に抑えていいアルバイト先を選ぶ事ができれば幸いです。 あなたの選ぶアルバイト先に後悔がありませんように！

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