今回は『焼肉屋開業手順』について解説します！

この流れを理解しておくと開業までの段取りを組みやすくなると思います。ご確認ください。

①コンセプト設計
お店の概念。こんなお店にしたい。
迷った時に振り返るもの。
基本コンセプトはしっかり固めておきたいですね。

コンセプトがぼんやりしている店舗は非常に多いです。開業時に目指したお店と実際の運営に当たって、微調整も必要になります。

お店の軸となるものが『コンセプト』です。
しっかりと練り込むのが良いと思います。

②仕入れルートの構築
お肉は生命線。
仕入れが命。
食材、ドリンク、消耗品・炭・七輪など全ての仕入れ業者様を確認する。

特にお肉に関してはお付き合いを大切にし、数箇所から分散して取引しておくのも良いです。

競争とかではなく、万が一仕入れルートの一部との取引が不可能になった場合を考えてです。

急に何かお願いしたいと思った場合、常日頃から関係構築していないと急にお付き合いしてもらうことはできないです。日頃から意識しておくことをしておきましょう。

③市場調査・物件選定・取得
コンセプトに沿って選定。
客単価と売上予想のもと、固定費のLINEを決める。FLRで経費は管理する。

FLRのバランスは店舗が起動にのるまでも、そのあとも常に微調整が必要になります。

特に固定費は抑えて、損益分岐点を下げる努力をしましょう。経営を助ける基盤はいかに固定費を抑えるかがポイントです。

④内装デザイン・厨房設備・什器備品の確認
デザイン業者さんにお任せではだめ。
営業のロープレをしっかりイメージして、必ず打ち合わせと相見積もりを重ねる。

最初の店舗デザインの投資は抑え、運転が軌道にのるまで資金をストックしておきましょう。

利益が出てくるまでは最小限の投資でスタートを切るのが経営を苦しめずに済みます。

⑤資金調達
賃貸契約書、内装デザイン見積もり、自己資金、コンセプト、経営者の資質など面談で聞かれる。
計画的な積立貯蓄は融資に有利になる。

最も経営していく上で大切な仕事になります。
キャッシュフロー計算書を作って、キャッシュの動きをきちんと理解しておくことも必要です。

運転資金にも余力を持っておくと、心のゆとりに繋がります。

⑥人材採用・販売促進
人集めも計画的に。
予定通りいかないことも多々
それでもやっていける体制を整える。

まずは人をしっかり集め育成し、体制が整ったら販促を打ちましょう。最低、お客様満足度を落とさない営業ができてないと販促は逆効果になります。

⑦資格・許可
営業許可証
防火管理責任者
食品衛生管理者

の資格、許可を必ずとる。

飲食店経営に必要な営業許可はこの3つを押さえてください。テイクアウトに力を入れる場合は、追加で許可が必要なる場合もあります。
その時は管轄の保健所に確認してください。

⑧プレオープン・研修。
オープン前のロープレを繰り返し、当日を迎える。

実際お客様のご来店からお見送りまでのロープレは必須です。
店舗運営していかないとわからないことも沢山あります。必須ではありませんが、極力行うことをおすすめいたします。

今回は焼肉屋開業手順についてお話しをしてきました。

こちらの内容はyouTubeでもご視聴いただけます。