今日は美味しいタンの焼き肉について動画解説したいと思います。

https://youtu.be/ib2FO3D7gNQ?si=7XMsCd5bNL1SgqMO

◼️タンモト
タンの中でも特に上質な部位です。
脂が乗っていて、非常に柔らかいのが特徴的です。一頭のタンから少量しか取れない部位で人気があります。

⚫️薄切りカット
直ぐに火が入ってしまうので、焼きすぎに注意しましょう。
タンを網にのせたら、まず張り付かないように直ぐに動かして、再度のせなおします。

片面7割・8割焼いたらそのまま食べても大丈夫です。
両面焼く時は、表面8割、裏面1から2割でいいと思います。

薄切りはとにかく焼きすぎ注意です。

⚫️厚さ5ミリのカット
網にのせて動かし、再度のせます。

網に面してる側の断面が、こんがり色づいたら（6.7割）返します。

返して軽く色づいたら（2.3割）返して、1割くらい再度焼いて仕上がりです。

厚みが適度にあるので、1番強い場所で両面焼くのが、表面カリっと、中はややレアになり非常に良い状態になります。

⚫️厚さ8ミリのカット
網にのせて動かし、再度のせます。
強火の場所で片面しっかり焼き色をつけます。（6割）※表面はかなりしっかり焼く

返したら中火くらいの場所に移動し、ややじっくり火をいれて完成です。（3割）

◼️タンシタ

筋・脂・赤身が交雑している場所で、身がしまっています。焼きすぎると、固くなりますが、カリカリに焼いて召し上がっても食感が楽しめる場所です。

◼️薄切りカット

中火の場所にのせ、一度網から動かして再度のせます。
少し反ってきそうになったらすぐ反転。
※目安2.3割

反対面も2割ほど焼き、すこし網色がつくくらいで完成です。

※タンシタは焼きすぎると固くなります。
ややレアがお肉の味もわかり、おすすめです。

⚫️タンシタ ※ネギと一緒に食べる場合

中火の場所にタンシタをのせ、網に貼り付かないように動かします。

少し色が変わったら、ネギをのせぐるりと巻きます。もしくは折りたたんでください。

トングで挟んだ状態で、全面・両面を強火の場所で焼きます。

※中は蒸し焼き、表面はカリっとのイメージで仕上げてください。

◼️タンサキ

タンの味・牛の風味・肉の旨味をダイレクトに感じられる部位です。
タンサキは固く、包丁を良くいれて薄切り・厚切りの形で提供されます。

※柔らかく煮込んで味付けし、一品料理にして提供する場合もあります。

⚫️薄切りカット

コリコリとした食感は、よく焼いてもレアでも変わりません。ご好みの焼き加減でお召し上がりください。薄切りは特に火も入りやすく、普通の焼き方で大丈夫です。

⚫️厚切りカット

強火の場所を転がすように焼くのが、表面も中にもじっくり火を入れるコツです。

逆にあまり動かさないと、一部だけ焦げてしまい、厚みもあるため焼き加減にムラができます。

慣れてない方は、常に動かして焼きましょう。
焼きにこだわりがある方は、好みで焼き加減を調整してください。

※角の状態が落ち着いている場合は、遠火で少し置いて焼いても大丈夫です。

【その他の焼肉解説動画はこちら】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkBHZQoTkqSFwVfr7cGnhx2KpPYkTZu0w