今回は人件費の調整法についてお話しをしていきます。

■人件費対策
①基本シフト
②マニュアル&育成
③採用
④フォローとケア

■人件費の考え方

売上（PL）・お客様満足度・従業員満足度・利益のバランス
↓
基本はPLでまず考えて、現場での調整
↓
お店で適正な人件費を把握し、目標設定をする

■基本シフト

●稼働日と稼働時間の見直し
例
・週1日休み→2日休み
※前日仕込みに入ることで、当日の仕込み量・準備時間調整

・営業時間16時～22時半→17時～21時半
※営業時間短縮により、シフトイン・アウトの調整

■マニュアル&育成

●オペレーションの簡易化・作業量を極力減らす（マニュアル）
配置人数を減らせる

●クローズ時間の目標設定（育成）
少し頑張ったらできる時間を常に目標設定する
↓
目標があることで、スピードを意識するようになる

●複数ポジションでの研修（育成）
視野が広がることで、接客や料理の質・提供スピードが上がる
↓
お客様満足度が上がり、個々の能力も上がる
↓
少数でも生産性があがり売上も上げやすくなる＝人件費率が下がる

例
1＋1＋1＋1＝4
1.2＋1.2＋1.3＋1.3＝5
※連携力を高められたら足算が掛け算にもなる

■採用

●高校生の採用
労働時間の限定

●お客様からの入店
離職率低下
研修時間短縮
※求人広告費の削減＝間接的な人件費の削減

■フォロー&ケア

・指導と承認のメリハリ
・大入り
・まかない
・交流会
・全員で始終する
・たまにはのんびり（暇な日）

■人件費調整のポイント
時給＋売上に応じた手当
ボタン️経営資源をコンパクトにし、時間内で最大限活かす

・ベースシフトはコンパクト
・短時間営業で集中力を維持
・売上の最大化を目指し、連動した手当

このような体制により無駄な人件費を削減し、スタッフの力も引き出すことができる。

今回は『人件費の調整法』というテーマでお話しをしてきました。
動画でもご視聴いただけます。