●今回のテーマは「原価率」についてです
前回は
「商品売価の決め方」についてお話をしてきました。
今回は売価決定後の「原価率の決め方」についてお話をしていきます
【前回は】
客単価から売価の決定と、売上の現状把握をすることで
↓
売上目標の設定ができ、それにより人件費=(シフト)・家賃比率が決まる。
という流れをお話ししてきました。
■原価率の決め方
①利益と原価率の目標を決める
②お客様満足度を確認
③利益と原価率の再調整をする
●利益と原価率の目標を決める
例 前々回動画の「客単価の威力」でだした損益計算書の例でみていきます
売上300万 原価率40% 人件費率28% 家賃比率10% その他経費10% 利益12% 来客数750名 ※客単価4000円
・客単価(コンセプトでターゲットを決めること)→ターゲット(客単価)が決まることで、来客周期・来店数が予測できる→売上
↓
・売上予測→家賃比率・人件費予測=(シフト計画)とその他経費を把握
↓
・原価率(40%)利益(12%)
の予測と目標が決まる
●お客様満足度を確認
例 売上目標から売価と客単価を決めた場合→原価率はポーションで調整
↓
現場でお客様満足度を確認
①上カルビ1500円 150g 原価率60% ㎏/6000円
②上カルビ1500円 120g 原価率48%
③上カルビ1500円 100g 原価率40%
★お客様満足度を見るポイント
・売価(お客様の支払う額)に対して、商品の量と質(コスパ)に満足してもらえているかどうか?
・1皿のポーション(g)×平均皿数(4.5皿~5皿)を見る 500gが目安
※4.5皿頼んで適量か?
例4.5皿→650g 多くて原価が高い ※ポーションを抑える
4.5皿→350g 少なくて原価が低い ※ポーションを付ける
(お客様はある程度品数を食べて満足度が上がる面もあるので、多すぎても少なすぎても良くない)
※客単価が上がりすぎないよう、原価と皿数・ポーションのバランスをとる
●利益と原価率の再調整をする
例 お客様満足度を維持できるポーションを模索し、利益は最大化を目指す
これにより、利益・原価率の設定ができる
■原価率の考え方
・正解はない
・原価上昇要因を理解して設定する
(ロス・歩留まり・オーバーポーション・オーダーミス・過剰在庫からの腐敗・不正・盗難)
今回は「原価率の決め方」についてお話しをさせていただきました。
前回は
「商品売価の決め方」についてお話をしてきました。
今回は売価決定後の「原価率の決め方」についてお話をしていきます
【前回は】
客単価から売価の決定と、売上の現状把握をすることで
↓
売上目標の設定ができ、それにより人件費=(シフト)・家賃比率が決まる。
という流れをお話ししてきました。
■原価率の決め方
①利益と原価率の目標を決める
②お客様満足度を確認
③利益と原価率の再調整をする
●利益と原価率の目標を決める
例 前々回動画の「客単価の威力」でだした損益計算書の例でみていきます
売上300万 原価率40% 人件費率28% 家賃比率10% その他経費10% 利益12% 来客数750名 ※客単価4000円
・客単価(コンセプトでターゲットを決めること)→ターゲット(客単価)が決まることで、来客周期・来店数が予測できる→売上
↓
・売上予測→家賃比率・人件費予測=(シフト計画)とその他経費を把握
↓
・原価率(40%)利益(12%)
の予測と目標が決まる
●お客様満足度を確認
例 売上目標から売価と客単価を決めた場合→原価率はポーションで調整
↓
現場でお客様満足度を確認
①上カルビ1500円 150g 原価率60% ㎏/6000円
②上カルビ1500円 120g 原価率48%
③上カルビ1500円 100g 原価率40%
★お客様満足度を見るポイント
・売価(お客様の支払う額)に対して、商品の量と質(コスパ)に満足してもらえているかどうか?
・1皿のポーション(g)×平均皿数(4.5皿~5皿)を見る 500gが目安
※4.5皿頼んで適量か?
例4.5皿→650g 多くて原価が高い ※ポーションを抑える
4.5皿→350g 少なくて原価が低い ※ポーションを付ける
(お客様はある程度品数を食べて満足度が上がる面もあるので、多すぎても少なすぎても良くない)
※客単価が上がりすぎないよう、原価と皿数・ポーションのバランスをとる
●利益と原価率の再調整をする
例 お客様満足度を維持できるポーションを模索し、利益は最大化を目指す
これにより、利益・原価率の設定ができる
■原価率の考え方
・正解はない
・原価上昇要因を理解して設定する
(ロス・歩留まり・オーバーポーション・オーダーミス・過剰在庫からの腐敗・不正・盗難)
今回は「原価率の決め方」についてお話しをさせていただきました。