◼️本日のテーマ
「競合店調査」「ベンチマークチェック」
■ 競合店調査とは?
「比較対象店の調査」のこと
■ 競合店調査の目的
事業計画書で作成する『損益計算書』の根拠を作る『数字』のデーター収集が目的です
※融資の申請をするときも、仮説と数字根拠がないと具体的な計画と金額の申請もできない
※融資の申請をするときも、仮説と数字根拠がないと具体的な計画と金額の申請もできない
■ 競合店調査のチェックポイント
一般的な大まかなポイント
①お店の強み
何を強みにしているか?
目玉商品・赤身・内臓・〆もの・接客・雰囲気などコンセプトをイメージ
②同条件業態・立地・ターゲット層
焼肉・住宅地・路面・家族
③たくさんのお店と比較する(理想は3店舗以上)
できれば同じ商圏2キロ圏内くらい
※なければ同条件のお店を探す
⚫️何を見るか?
損益計算書作りに立てた時点の仮説と同様
平日・週末の売上
来客数・客単価・メニュー構成・売上構成比・FLRのバランス・経費の内訳など
■具体的な競合店調査 4つの方法
①ターゲットを家族にした焼肉店
営業時間・ピーク帯・回転率・メニュー構成・ドリンク比率(特にアルコール比率)
※経営バランス(FLR)のとり方
②ターゲットをサラリーマン・OL焼肉店
メニュー構成・客単価→ターゲットが違うと対象店をみて、逆説で考えて必要な商品を探す
※何がお客様に刺さっているのか?お客様が来る理由
③繁盛店で同客単価設定とみられる焼肉店(他の業種・業態でもみてみる)
※立地(家賃)とコスパを実現できる理由
④繁盛店で話題・人気店(業種・業態問わず)
トレンド・世代別の受けを把握し、アンテナを張っておく
★重視してみているのは『コスパ』
何故このコスパで提供できるのか?
家賃が安い・人件費が低い・他の経営資源(収益体制)があるのか?・メニュー構成
売上構成比・原価率の調整・サービスの差別化
■ 競合店の損益計算書の仮説(数字根拠)を立てて比較・修正する
① 競合店の売上仮説を立て、その根拠を数字で作る
②作成した損益計算書と比較する。
③乖離がある部分と一致している部分を分析し、仮説をつくる根拠作りをする。
④根拠と仮説を練り直し、コンセプトをさらに固める
②作成した損益計算書と比較する。
③乖離がある部分と一致している部分を分析し、仮説をつくる根拠作りをする。
④根拠と仮説を練り直し、コンセプトをさらに固める
■ 競合店調査のまとめ
① 競合店調査とは、比較対象店調査
② 競合店調査の目的は、損益計算書の根拠作り
③リサーチは強み・立地・3店舗以上
④谷川の分析強化ポイントはコスパ
⑤ 競合店の損益計算書の仮説立てと修正
⑥得た根拠と仮説を立てて比較する