人手が足りないから、求人募集をかけたいけどいくらかければいいのかわからない・・・
という企業様が多いのではないでしょうか?
限られた予算の中でいかに応募者を増やしていくかについて本記事では、
ご紹介させていただきます。
求人募集に多額の予算はかけられないとお考えの採用担当者の方はぜひ参考にしてください。
1.アルバイト採用の予算
アルバイトの採用予算についてはその職種や、求人方法にもよりますが、
大体1人当たり平均5〜7万円程度と言われております。
この数字は少子高齢化などにより有効求人倍率の増加に伴い、
年々増加傾向にあります。
ですので、基本的には人を採用するにはお金がかかるということを
肝に銘じておくと良いでしょう。
ただ、当然ですが予算がない場合やあまり出すことのできない場合もありうるので、
そういった場合の最善策をこの記事ではご紹介させていただきます。
2.予算ない場合の方法!
予算が全く出せない場合は、無料の求人サイトを検討しましょう。
例えば以下の方法があります。
・ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が全国500カ所以上に設置する公共職業安定所のことです。
就職や転職を目指す人々に対して職業紹介や求職相談、雇用保険の手続き
といったサポートを行っており、有料プランがなく、
広告の掲載から採用まで料金がかかることはありません。
以前は求人の掲載にあたって、事業所管轄のハローワークに赴く必要がありましたが、
現在は、ネットのみで掲載手続きの完結が可能になりました。
ハローワークは、公共サービスのため工夫を出来ることが限られています。
そのため、記載できる情報の範囲で、詳しく分かりやすい情報提供をすることが重要です。
ハローワークで職を探す方の求めることの一つに、安心や信頼があります。
そんなニーズに応えられるよう募集内容や仕事内容などは詳しく書きましょう。
・求人Free
求人Freeは、手数料や成功報酬がない完全無料の求人サービスとなります。
企業情報を登録後、既存のフォームに必要事項を入力していくだけで
簡単に求人情報を掲載することができるため、人気が高いです。
ただ掲載できるのは日本国内の法人企業のみに限られています。
よって個人事業主や外国企業の登録はできません。
また、希望条件と一致した求人情報を求職者に
メールで知らせることができる「マッチメール」という機能があります。
掲載数や求職者数はそこまで多いわけではありませんが、
無料で使えるという点での価値はあります。
トップページに「登録から一ヶ月以内の新着情報」の欄があるため、
掲載をされるように一ヶ月ごとで情報を更新することがコツです。
・ジモティー
ジモティーは、地域密着型で、地元に強いサービスです。
不用品の売買や譲渡や地域の住民とのコミュニケーションサービスとして
広く知られていますが、実は求人情報を掲載することもできます。
地域別の様々な情報が見れるサイトの特性上、
地域の人を集める求人媒体としては非常に使いやすいものです。
ジモティーは検索型であり、表示される枠に限りがあります。
そのため「タイトル」で職種とどのようなことをする仕事なのかを、
ひと目でわかりやすくする必要がありまあ。
また、意外と写真を載せ忘れていたり、コンセプトと関係ない写真が多いため
お店の雰囲気や働く想像ができる写真を使いましょう。
・Indeed
indeedは、月間の推定訪問者数が約3924万人を誇る日本最大級の求人検索エンジンです。
求人検索エンジンとは、検索すると求人情報のみがヒットする
「求人情報に特化した検索エンジン」のことです。
掲載自体は無料ですることができますが、
有料オプションを選択することで、
検索結果を上位に表示することもできます。
有料オプションは、1クリック毎に料金が発生するクリック課金制となっており、
どこまで課金するかは自分で選択することができます。
Indeedは知名度も高いため競争率も高い媒体です。
多くの運用業者がいますが、自分たちで出来るコツとして
更新頻度を高くすることです。
検索結果にいつ掲載されたものなのかが分かるようになっていますが
「90日前」「160日前」という掲載も多く見られます。
このような求人に応募されたいと思いますでしょうか?
小さい修正や、求人情報の更新を増やし、
必要であれば再度掲載し直すということも意識してみましょう!
・求人ボックス
求人ボックスは、Indeedと同じく求人情報に特化した
検索エンジン型の媒体であり、indeedと比べて
日本人向けのサイト設計になっています。
Indeedに比べると求人数や月間の訪問者数は少ないですが、
地域や職種などに偏りなく、さまざまな求人情報を扱っているので、
indeedと併用して使う企業も多いです。
3.予算がある場合の方法!
ある程度の予算が組めるようであれば
有料の求人サイトを使うことをお勧めします。
有料求人サイトの運用のコツは、媒体の担当者とのコミュニケーションを増やし
どうすれば応募が来るのかを何度も確認しながらアップデートを繰り返すことです。
媒体の担当者も、みなさんに応募数を増やしてほしいと思っています。
しかし抱えているお客さんも多いため、
聞かれない限り応えないという担当者も中にはいます。
お金を払って運用しているのですから、しっかりと情報はゲットしましょう!
・タウンワーク
タウンワークは、全国的に知名度が高く、幅広い年齢層が利用している
日本有数の求人広告サイトです。
webだけでなく紙媒体での掲載も可能なため、
多くの求職者にアプローチすることができます。
料金については、19,000円~/1週間タウンワークネットに掲載+フリーペーパーに
掲載できます(関東)。
さらに4,000円~の選べるオプションもあります。
主にタウンワーク内での露出を強化できる「サーチローテーション」や、
タウンワーク外のサイトへの露出を増やすことができる「オウンドパック」、
「アイプラス」などから選べます。
・バイトル
バイトルは、ディップ株式会社が運営する求人サイトで、
特徴として女性がやや多く、
若年層の支持が強いことが挙げられます。
写真や動画の掲載も可能で、
求職者の目に止まりやすい広告も作成可能です。
料金については、20,000円~/1週間掲載(関東)
オプションは2,000円~で、
勤務地以外の広域に訴求効果が期待できる「エリアリスティング」や、
企業側から求職者へのアプローチが可能な「iスカウト・iアプローチ」というものがあります。
・マッハバイト
マッハバイトは、アルバイト・パートに特化した求人サイトで、
バイトルと同じく若年層中心で、フリーターや学生からの支持を集めています。
また、料金プランを「掲載課金型」と
「成功報酬型」から選べる特徴があります。
料金については、50,000円~/1採用(関東)
または10,000円~/2週間掲載(関東)
「成功報酬型」のプランにした場合、掲載をすることに対しての料金はかかりません。
採用が決まり、初勤務に至ってはじめて料金が発生します。
逆に「掲載課金型」を選択した場合は、求人情報の掲載には料金がかかりますが、
採用が決まった際の料金は発生しません。
【まとめ】採用予算を決めてから採用しよう
採用活動を始める前に、まずは採用予算を決めましょう。
採用予算を決めた上でその予算に合う求人サイトを検討すれば、
費用対効果が出やすくなります。
また、すでに利用されている方もこの機会に料金を見直し、
新たに求人サイトを検討されて見てはいかがでしょうか。