採用活動を行う上で、「お金はかけたいけど、予算が限られている」
「有料よりも、できれば無料で求人を出したい」と
お悩みの担当者の方は多いのではないでしょうか。
そんな担当者の皆さんにとって幸いにも、無料で使えて、
しかも応募効果まで期待できるサイトが存在します。
この記事では、そのような無料で求人広告を出せるサイトの中でも3つに厳選して、
その種類やメリットとデメリットなど具体的に分かりやすくご説明させていただきます。
1.無料検索エンジンのメリット/デメリット
無料媒体を使うにあたってはまず、無料媒体について知らなくてはなりません。
どのようなメリット・デメリットが無料媒体にはあるのか見ていきましょう!
メリット
メリットには以下のものがあります。
・無料で求人情報を出し、採用できる
・自社サイトへの被リンク効果がある
・自社の宣伝効果がある
まずは、「無料で使える」というところが何よりのメリットとなるでしょう。
その他にも、自社サイトへ促したり、
求人情報を出すことによっての宣伝効果が出たりと
使うツールにもよりますが、無料でも得られる効果は大きいでしょう。
デメリット
デメリットには以下のものがあります。
・無料なので放置してしまいがちになる
・閲覧する求職者が少ない
・求職者に魅力的な求人情報が作りづらい
まずは、先程のメリットの裏返しになりますが、
「無料であるが故に放置しがちまう」ことがあります。
有料媒体であれば、お金を支払っている以上
結果を出さねばと動くようになりますが、
無料の場合は期間が経つとあまり運用しなくなることもしばしばあります。
また、無料媒体だと当然ライバルも多く、
自社を見てくれる求職者が少なくなります。
さらに、サイト開発やデザインにコストをかけることができないので、
求職者に魅力が伝わりにくくなるといったデメリットもあります。
ただし、こうしたデメリットについては全て「無料」であることで、
割り切ることもできると思います。
ですので、一旦無料媒体を利用することをお勧めしますが、
かといって無闇やたらに出しすぎると、自分でも管理できなくなり、
完全に放置してしまいかねないので、
今回は3つに絞ってご紹介させていただければと思います。
2.indeed
indeedは、最近テレビCMやインターネット、
駅や電車の広告でよく見かけるので、皆さんもよくご存知だと思いますが、
実は無料でも十分に利用できる求人検索エンジンです。
元々、アメリカの企業でしたが、近年リクルートが買収を行ったため、
現在の運用はリクルートが行っています。
そのため、日本で一番求人情報数が多い求人媒体でもあります。
社員求人なら80万件以上、アルバイト求人は
90万件以上の求人情報が掲載されているため、SEOの上位に表示されます。
求人だけでなく、利用者数についても非常に多く、
月の利用者数は2,000万人を超えました。
求人サイト大手であるリクナビNEXTでさえ、
月の利用者数が200万人なので、約10倍以上の方に閲覧されています。
無料で利用できるのは、オーガニックといった検索結果に表示する機能のみで、
多くの求職者に見られるようにしたい方は
クリック課金型のスポンサー広告の利用が望ましいです。
クリック単価は、15円~の入札形式で決定されるものであり、
競合他社の入札金額や需要のある職種であるかどうかということにも
金額が左右されるようです。
3.スタンバイ
スタンバイは、Indeedと同様の求人検索エンジンの一つです。
掲載求人数はなんと常時900万件を超えている、
indeedと並ぶ日本最大級の検索エンジンです。
スタンバイに求人を出すと、「Yahoo!しごと検索」にも、
同時掲載されるという特徴があります。
「Yahoo!しごと検索」はYahoo!から専用の誘導枠を持っており、
Yahoo!で求人検索をすると、検索結果とあわせて
「Yahoo!しごと検索」の求人情報も結果画面に表示される仕組みとなっています。
スタンバイは、Indeedとはまた違った層の求職者が採用できる可能性があるため、
合わせて利用する方が非常に多くなっております。
求人情報の掲載と公開は無料ですので、
こちらも試す価値はあると思います。
ちなみにindeedと同様クリック単価があり、
1クリック20円〜となっております。
4.求人ボックス
求人ボックスは、上記の2つ同様、
カカクコムが運営している求人検索エンジンです。
Indeedは分かりやすいシンプルなデザインになっていますが、
求人ボックスは地域や雇用形態に関わりなく、
さまざまな求人を偏りなく掲載しており、
ユーザーの多様なニーズに対応しています。
また、日本人に合わせたデザインで、細かい検索の仕方ができるため、
登録者が増加しており、今注目の求人検索エンジンです。
求人ボックスは、indeedやスタンバイと同じく、
規模は国内最大級であり、300万件以上の求人を掲載し、
ユーザー数は400万人をこえています。
運営会社であるカカクコムは、
「食べログ」や「価格.com」などのサービスを
長年運営している実績があり、
これらのサービスを運営してきたなかで培った、
ノウハウやコンテンツ制作力を活かし、
ユーザー目線に合わせた使いやすい設計がなされてますので、
初めての方でも使いやすくなっております。
こちらも求人情報の掲載と公開は無料ですので、試す価値はあると思います。
【まとめ】無料検索エンジンを活用しましょう!
いかがでしたか?無料であっても侮れない検索エンジンたちではなかったでしょうか?
初めて求人を出す際、いきなりお金をかけるのが怖いという方は、
ぜひこの中で1つでも使っていただけると良いのではないかと思います。
ただツールはあくまでもツールで、なんといっても採用を出すことが目的ですので
この記事をご参考にしていただき、採用に結びつけていただけたら幸いです。