アルバイトの募集をしたいけど、費用をかけられない…
そんなときには、無料の求人媒体が強い味方となってくれるでしょう。
ここでは、アルバイトを募集する際に、
コストをかけずに利用できる無料媒体のメリット・デメリットを解説していきます。
また、いくつかの無料媒体をあげて特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.無料媒体のメリット
・求人の掲載から採用までコストがかからない
・SEOの視点でみて、被リンク効果が期待できる
なんといっても、コストをかけずに済むというのが最大のメリットであるため、
採用コストの削減につながります。
また、自社サイトを運用している場合には
求人媒体からの間接的な宣伝効果も見込めます。
2.無料媒体のデメリット
使い方によっては効果を得られる無料媒体ですが、
デメリットもいくつかあげられます。
・求人情報を見てもらえない可能性がある
・魅力的な求人情報をつくることが難しい
・多くの媒体に登録、掲載をおこなうと管理が難しくなる
どうしても有料オプションのものに比べると、
デザインが見劣りしてしまったり、上位に表示することも難しいため、
その分、応募につながる可能性は低くなってしまいます。
そして、無料だからと手当たり次第に複数の媒体に掲載すると、
それぞれの把握や応募者とのやりとりも複雑になる、といったデメリットもあります。
3.おすすめの求人サイト
・ハローワーク
有料プランがなく、広告の掲載から採用まで料金がかかることはありません。
以前は求人の掲載にあたって、事業所管轄のハローワークに赴く必要がありましたが、
2021年4月からはネットのみで掲載手続きの完結が可能になりました。
求人数が多い反面、他の求人と差別化することが難しいので、
人気職種である場合や急いで採用を決める必要がない場合は最適な媒体といえるかもしれません。
・求人Free
ハローワークと同様、完全無料で利用できるサービスです。
企業情報を登録後、既存のフォームに必要事項を入力していくだけで
簡単に求人情報を掲載することができます。
また、希望条件と一致した求人情報を求職者に
メールで知らせることができる「マッチメール」という機能があります。
・ジモティー
地域密着型で、地元に強いサービスです。不用品の売買や譲渡ができる
サービスとして広く知られていますが、求人情報を掲載することもできます。
有料オプションもあり、
「PR枠」「リフレッシュ機能」「ハイライト機能」の3種類から選ぶことができます。
・LINEキャリア
国内の2人に1人以上が利用しているといわれるLINEのグループサービスであり、
LINEキャリアにおいても登録者数は約1300万人にのぼります。
LINEのグループサービスを多く利用する若年層へのアプローチに、
特に有効な手段だといえます。
・Indeed
月間の推定訪問者数が約3924万人を誇る求人検索エンジンです。
掲載自体は無料ですることができ、
検索結果を上位に表示するための有料オプションがあります。
有料オプションは、1クリック毎に料金が発生するクリック課金制となっており、
料金を調整することもできます。
・求人ボックス
Indeedと同じく求人検索エンジン型の媒体であり、
日本人向けの見やすい、使いやすいサイト設計になっています。
Indeedに比べると求人数や月間の訪問者数は少ないですが、
地域や職種などに偏りなく、さまざまな求人情報を扱っています。
【まとめ】無料媒体を活用しよう
いかがでしたか?
以前は求人サイトに求人情報を掲載するためには費用がかかるのが当たり前でしたが、
近年では、無料で求人情報を掲載できる媒体も数多くあります。
しかし、「コストがかからない」というメリットだけで無料でできる媒体に決めてしまうと、
思ったような結果につながらない…といったことになってしまうかもしれません。
どうしても採用にお金をかけられないという場合には、デメリットもよく理解した上で検討してみましょう。