アルバイトを募集する方法は、実に多種多様なものがあります。まずはどのような方法があるのかを知り、自社にとって最適なものを選べるようにしましょう。ここでは、アルバイトの募集をするにあたり、多くの企業様が一度は検討するであろう、5つの方法について解説していきます。
1.求人広告/求人媒体
求人広告を掲載する媒体は、大きく2つに分類することができます。折込チラシやフリーぺーパーなどの「紙媒体」と、「バイトル」や「マイナビ」などで知られる求人広告サイト等の、インターネット上で掲載する「WEB媒体」と呼ばれるものです。
紙媒体にもWEB媒体にも、違った強みや特徴があるため、採用ターゲットに合わせて選ぶことが必要です。折込チラシであれば、専門の業者に依頼をかけたり、求人広告サイトなら、直販サイトから問い合わせをしたり、あるいは一度、広告代理店に相談してみるのもよいでしょう。
◆求人広告/求人媒体のメリット
・物理的に情報が手元に残るため、掲載してから時間が経っても応募の可能性がある(紙媒体の場合)
・スカウト機能を使用することで、企業側から直接求職者へのアプローチが可能(WEB媒体の場合)
◆求人広告/求人媒体のデメリット
・応募につながらなくてもコストがかかる
2.ハローワーク
ハローワークに掲載するには、
①事業所所在地の管轄のハローワーク窓口に赴く、またはハローワークインターネットサービスにて「求人者マイページ」を開設
②事業所登録をおこなう
③求人申込書を作成し、提出する
この手順が完了し、求人申込書が受理されれば掲載開始となります。
◆ハローワークのメリット
・無料で求人情報を掲載できる
・条件次第では、助成金を受け取れる可能性がある
◆ハローワークのデメリット
・掲載内容が限定されるため、ターゲットへのアプローチが難しい
・登録や各種手続きの手間がかかる
3.学校での募集
多くの大学・専門学校には、求人情報等を張り出せる掲示板が設置されています。掲示板に求人情報を張り出してもらえれば、多くの学生の目にとまり、応募につながる可能性が高くなります。まずは学校に問い合わせをしてみましょう。
◆学校で募集するメリット
・ターゲットへ直接アプローチできる
・学校の特徴から、学生の特徴もある程度予想できる
◆学校で募集するデメリット
・どれだけ応募が来るか予測が難しい
・複数の学校に掛け合う場合、手間と時間がかかる
4.人材紹介
人材紹介とは、採用の条件に合った人材を紹介してもらうことができるサービスです。料金は、ほとんどの人材紹介会社が成果報酬型にしており、採用が決定した場合に、人材紹介会社に紹介手数料を支払う形となります。人材紹介会社においても、それぞれ料金や特徴が異なりますので、じっくり比較して自社に合ったものを見極めましょう。
◆人材紹介のメリット
・広告作成や面接の負担を軽減できる
・採用が決まるまでは、コストがかからない
◆人材紹介のデメリット
・手間をかけなくて済む分、採用コストが高くつく
5.求人検索エンジン
タウンワークやバイトルなどの「求人広告サイト」とは別に、「求人検索エンジン」と呼ばれるものがあります。これは、インターネット上に存在している求人情報を一括検索して表示できるもので、代表的なものに「Indeed」「求人ボックス」などがあります。
多くの求人検索エンジンでは、求人情報の掲載料金は無料。より表示しやすくするための有料オプションもあり、1クリックごとに料金が発生するクリック課金制が主流です。
◆求人検索エンジンのメリット
・掲載~採用にかかるコストが0(無料掲載の場合)
・多くのユーザーが閲覧しているので集客効果が高い
◆求人検索エンジンのデメリット
・求人数が多いため、無料掲載だと求職者の目にとまる可能性が低くなる
・料金の変動を手動でおこなう場合、運用に手間がかかる
【まとめ】アルバイトの募集方法は様々、きちんと情報収集しよう
今回ご紹介した通り、アルバイトを募集する方法は数多くあります。まずはしっかりと情報収集をおこないましょう。それぞれの特徴を知り、適正な方法を選ぶことで、アルバイト採用に失敗するリスクを減らすことができます。