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今回は求人広告代理店に掲載を依頼するにあたっての、注意点や確認しておくべき点など基本的な情報をまとめました。大きな会社から小さな会社まで、さまざまな求人広告代理店がありサービスの内容も会社ごとに違います。採用コストを掛けずに幅広く求人活動ができることが魅力であり、昨今は利用する企業が増えているというデータもあります。どの求人広告代理店を利用し採用活動を行うのが良いか判断の基準にしていただければ幸いです。
１.会社情報の確認
先に書いたように、求人広告代理店といっても大小さまざまな会社があります。まず最初に確認しておきたいことは信用できる会社かどうかということです。以下のような点に注意して検討しましょう。
・ホームページが綺麗かどうか
・従業員はどのくらいいるか
・扱っている広告はどのようなものか
・実績や口コミは良いか
それぞれ簡単に解説いたします。
・ホームページが綺麗かどうか
求人広告代理店なので、自社ホームページがあるのは当たり前です。しかし、ホームページがあるから安心できる訳ではありません。言うなれば、ホームページは代理店の宣伝を行うためのツールのひとつですからサイト内部が綺麗かどうか、見やすいかなど一通り目を通しましょう。
ここにコストを掛けていない会社であれば、信用性が低いです。おそらく従業員の育成にもコストを掛けていないことでしょう。情報が更新されていなかったり、サイト内部が醜いようであればその求人広告代理店は避けるようにしましょう。
・従業員はどのくらいいるか
従業員が何人いるかとういことがなぜ重要なのかですが、これは単純に多い方が対応スピードが早いということです。専任の担当がつけば、よりスムーズに掲載することが可能です。ただただ従業員が多ければ良いという訳ではありませんが、他の要素と照らし合わせつつ検討材料のひとつに入れておきましょう。
・扱っている広告はどのようなものか
扱っている媒体数はどのくらいなのか。自社のニーズにあった媒体を扱っているかどうか。
またその媒体への掲載を売りにしているか。その媒体に関する知識はどれくらいなのか。この点は、必ず確認しておきましょう。特に自社のニーズにあった媒体を扱っているかに関しては最重要部分ですので代理店のホームページを見たり、実際に問い合わせるなどをして信頼できそうか確認しましょう。
・実績や口コミは良いか
どんなにホームページが綺麗で、且つ従業員がいたとしても実績がともなっていなければ意味がありません。実績情報なども積極的な会社であれば信用情報のひとつとして必ず自社ホームページに記載してあります。
また口コミを書き込めるフォームがあったり、実際にお客様からいただいたお声をホームページ上に記載していたりします。胡散臭く見えてしまいますが、他情報と合わせてしっかりと判断しましよう。
２.人材採用の知識やスキル、実績の確認
実際に求人広告代理店の担当者と自社求人の掲載について話す際は以下のようなことに注意しましょう。
・自社の抱える問題点を見極められるか
広告を打つに当たって求人の際に自社の抱える問題や弱い部分に気がつけるか、またそれについて解決方法を提示できるかどうかが、採用活動を進めるには重要となってきます。どんなに見栄えの良い広告を打ったとしても、人が集まらなければ意味がありません。コストを掛けている分、形だけにならないよう担当者の視野がどのくらいであるか、こちらも見極める必要があります。
・デメリットを踏まえて話しているか
どんなことにも言えますが、メリットがあれば必ずデメリットも存在します。たとえば、Aというメディアは女性の求人に強いというメリットがあったとします。そしてデメリットは掲載コストが高いことだったとします。
サービスを売りたいが為にデメリットを伝えてこない担当もいたりします。こうした担当の話を鵜呑みにしてしまうと、後々トラブルに発展し面倒なことになり兼ねません。こちらから確認するか、見限って別の求人広告代理店を探すようにしましょう。
・人事・労務のついて詳しい知識があるか
求人掲載するにあたって給与をはじめ、労働基準法、社会保険、税金関係など、人事・労務についての知識が必要となります。こちらも担当者と掲載内容に関して話す際に、詳しくヒアリングされるはずですが、良くない担当に当たってしまうとおざなりな対応をされた挙句、適当な掲載内容になってしまい兼ねません。
こういった内容の記載は漏れてしまってはいけません。求職者は福利厚生などの情報があるかどうかも見て判断しています。念入りに確認し、しっかりとした内容を記載してもらうよう準備しておきましょう。
３.アフターフォローの確認
広告代理店とやり取りする上で一番重要なのは連絡のレスポンスが早いことです。中には、こちらからのメールを１日空けて平気で返してくるような担当もいます。そうなってしまうと活動に遅れが生じてしまい、最悪の場合は人員補充がままならないといったことになります。どんな担当にあたるかは運的な要素を含みますが、任せたままにせず早めに対処していきましょう。
また、どれほど親身になって対応してくれるか課題解決に意欲的かどうかなどこちらとのコミュニケーションをしっかりととって責任感があるかなど、担当者の言動をみて的確に判断しましょう。
【まとめ】求人広告代理店はしっかり比較して使いこなそう
上記のような注意点を踏まえつつ適宜、採用活動を進めていき無駄なコストを掛けず、最速で掲載できるよう準備していきましょう。求人広告代理店を選ぶ時の大まかな確認点を改めてまとめました。
・会社情報の確認
・人材採用の知識やスキル、実績の確認
・アフターフォローの確認
最低でもこの三点はしっかりと見ておき自社にとってどこの求人広告代理店がベストか見極め必要に応じて、都度確認を怠らないよう心がけましょう。