「思ったようにアルバイトが集まらない」という悩みは、採用をする立場の方なら一度は感じたことがある悩みかもしれません。今回は、そんな悩みを解決するためのポイントを4つご紹介いたします!
ポイント①求人媒体
「アルバイトを雇いたいが、たくさんある求人媒体の中で何を選べばいいのか分からない」という採用担当者がほとんどだと思います。ここでポイントとなるのは、ターゲットに合わせて求人媒体を比較考慮し、自社にあった求人媒体を使うことです。
求人媒体には大きく以下の3つがあります。
・WEB求人広告
・紙媒体の求人広告
・自社サイト
では、それぞれの媒体の特徴を見ていきましょう。
・WEB求人広告
学生からフリーターまで、アルバイトを探している求職者が多く登録しているため、たくさんの求職者にリーチすることが出来ます。若年層の利用者が多いため、学生のアルバイトの募集の際には特に有効な求人媒体だと言えるでしょう。
・紙媒体の求人広告
フリーペーパーやチラシといった紙媒体の求人広告は、特定の地域に絞ってアプローチが出来るため、地域密着での採用を行う際に適しています。特に、紙媒体の読み手の大半を占める主婦やシニア層をターゲットにする場合に最適なのではないでしょうか。
・自社サイト
自社サイトや自社SNSなどでの求人広告は、志望度の高い求職者をターゲットにする際に最適です。リーチする求職者数としては少ないため、急ぎの募集ではない場合や、特に熱意を持った求職者を期待する場合には最適な求人媒体でしょう。
アルバイトのターゲットを設定し、それにあわせた求人媒体を選定することで効果的にアルバイトを集められます。
ポイント②面接日程調整
求人媒体に掲載し、応募が来て面接予定を設定したものの、応募者に面接をキャンセルされてしまう、といったことも少なくないのではないでしょうか。面接をキャンセルされる理由の1つに、企業側の対応の遅さがあります。
応募者は同時にいくつかの求人に応募している可能性が高いため、企業は早く面接を設定し、採用の可否を判断する必要があります。そこで、面接日程調整ツールの活用もオススメです。
面談日程調整ツールとは、複数人のスケジュールを全て調整できるツールのことです。これを活用することで、ダブルブッキングを避けたり、効率的に面接を進められたりすることができます。例えば調整アポ、TimeRexなどの無料ツールがあり、採用面接の日程調整に最適です。
ポイント③面接
面接は企業側が応募者を一方的に評価する場ではなく、企業と応募者の相互理解の場です。そのため、面接の際に悪い印象を与えてしまうと、内定を出しても断られてしまうことがあります。そこで、面接で見るべきポイントや、気をつけるポイントを理解しておくことが重要になってくるでしょう。
面接で見るべきポイントとしては、以下の点が挙げられます。
・基本的なビジネスマナー
時間を守っているか、清潔感はあるか、などを見るのが良いでしょう。
・志望度の高さ
志望度の高さは定着率に直結します。場所や給与などの条件だけで選んでいないか、志望動機はしっかりと聞くようにしましょう。
・行動特性や性格
趣味や休日の過ごし方を尋ねることで、応募者の行動特性や性格を知ることが出来ます。職場の雰囲気との親和性が高い人を採用することで、他の従業員にとっても、応募者にとっても過ごしやすい職場となります。
また、気をつけるポイントとしては、高圧的な態度を取らないことや、家族についてなどの本人に関係のないことを質問しないことです。その他にも、宗教や思想について聞くことや、恋人の有無などセクハラになりかねないことを聞くのもNGです。
ポイント④定着までのサポート
アルバイト採用後に大切になるのが定着までのサポートです。業務は一気に教えるのではなく、時間をかけて少しずつ教えていきましょう。その際、それぞれの業務の意味や重要性を伝えることが仕事に早く慣れてもらうためのポイントです。
仕事の意味や重要性を理解することで、単なる作業ではなく心のこもった仕事ができ、仕事へのモチベーションも上がりますよね。
【まとめ】 求職者の立場になって考える
いかがだったでしょうか?今回は求人媒体の選定から、アルバイト採用後のサポートまで、それぞれのポイントをご紹介させていただきました。聞いてみるとごく当たり前のことですが、意外と見落としているポイントだったのではないでしょうか?
今回最もお伝えしたいことは、求職者を集めるためには、「求職者の立場になって考える」ことが一番大切ということです。相手の立場に立ち、思いやりを持った採用活動を通じて、素晴らしい人材と巡り会うことを心より願っております。この記事が少しでも採用者様のお役に立てれば何よりです。